
【実体験】親が平屋を建てて感じたメリットとは?注文住宅で後悔しないために知っておきたいこと
新築住宅を建てるとき、「平屋」を選ぶのは少し勇気がいりませんか?
私もかつては「注文住宅=二階建て」というイメージを持っていて、平屋の家づくりにあまり関心がありませんでした。
しかし、家族構成やライフスタイルが変化していく中で、親世代が選んだ平屋の注文住宅を間近で見て、平屋の魅力に気づくことができました。
今回は、私の両親が実際に平屋の新築注文住宅を建てた経験をもとに、感じたメリットや気づきをお伝えします。これから家づくりを検討する若いご夫婦にとって、参考になる部分があれば嬉しいです。
子どもが独立して広すぎる家に
両親が平屋の注文住宅を建てたいと思ったきっかけは、子どもが独立して夫婦2人だけの生活になったことです。以前住んでいた家は、子育て時代にはちょうど良い広さでしたが、子どもが巣立った後は持て余してしまうようになったそうです。
広い家は快適な反面、掃除や管理の手間が増えますし、使わない部屋があるともったいなく感じてしまいます。私自身も「もったいないけど、そのままでいいのでは?」と思っていたのですが、両親は「今後の生活をより快適にするための選択」として平屋に建て替える決断をしました。
【メリット1】毎日の掃除がぐっとラクに!
若い頃はあまり感じませんが、年齢を重ねると毎日の掃除が体に堪えるようになります。階段の上り下りが必要な2階建てだと、掃除の度に移動が増えて大変です。
両親が「老後を見据えた暮らし」を意識するようになったとき、掃除や家事の負担を減らすために、バリアフリーで段差のない平屋を選びました。実際に住み始めてからは、「掃除がラクになった」と喜んでいます。
注文住宅だからこそ、最初から自分たちのライフスタイルに合わせた間取りを設計できるのもポイントですね。
【メリット2】管理しやすく、家の中が見渡しやすい
平屋の注文住宅は、すべての生活スペースがワンフロアにまとまっているため、家の中がとても見渡しやすくなります。
収納も工夫しやすく、2階建てのように「階段下収納」などを無理に作る必要がないため、シンプルで効率の良い収納計画が立てられます。
両親は、「モノをしまい込まなくても、すぐ手の届く場所に収納できるようになって助かっている」と話していました。
【メリット3】階段がない暮らしは、やっぱりラク!
二階建ての家は、スペースを有効活用できるという利点もありますが、その分「二階をどう使うか」で悩むことも多いです。特に使い道がないと「物置化」してしまうケースもよくあります。
平屋にすることで、そもそも階段の上り下りが不要になるため、日常生活の中での移動がとても楽になります。
将来的に体力が落ちたとしても、すべての空間がワンフロアで完結する安心感は大きいですね。
【結論】注文住宅で平屋という選択肢は、今の時代に合っている
私の両親が平屋の注文住宅を建てたことで、家づくりにおいて「平屋」という選択肢がとても現実的で魅力的なものだと感じるようになりました。
平屋は「老後のための住まい」というイメージがあるかもしれませんが、実は若い世代にもおすすめできる間取りです。共働き夫婦で忙しい生活を送っている方にとっても、家事がしやすく、子育てにも向いています。
まとめ:家づくりは「将来の暮らし」を見据えることが大切
新築住宅を建てるときは、どうしても「今の生活」に合わせた間取りや設備を選びがちです。しかし、これから何十年も暮らしていく家だからこそ、「将来どんな暮らしをしたいか」を想像することがとても大切です。
平屋の注文住宅は、将来の安心・快適さを見据えた暮らしにピッタリです。
もちろん、家族構成や土地の条件によって合う・合わないはありますが、選択肢の一つとして知っておくだけでも、家づくりの視野が広がります。