| 平屋の注文住宅を建てることには、いくつかのメリットがあります。 まず、平屋そのものにあるメリットとしてあるのが、管理のしやすさ、平屋は構造的に安定しやすいという耐久性、耐震性、建物価値としての税金が安いということでしょう。 建売ではなく、注文住宅で平屋を、と考える時には、色々と自分の好きなように出来る部分が多くなることでしょう。 それはコスト的に、そもそも二階建て以上の建物にするよりは安くできます。 ですから、予算を他の部分に回すことができるようになります。 何人で住むのか、或いはどのくらいの土地があるのか、広さはどのくらいなのか、ということを含めて二階建てにするのか、平屋にするのか、というのを考えてみましょう。 今どきは二階以上が当たり前のような状況ではあるのですが、あえて平屋にするというのは、それはそれで魅力的であるわけです。 平屋にするときに考えるのが、二階がないことによってスペースを損してしまうのではないのか、ということでしょう。 それに関しては、使うのであればよいでしょうが、使わないのであればむしろ、邪魔な部分ということになってしまうこともあるのです。 平屋にあるメリットを最大限生かすことができるような家族構成であるならば、むしろそちらのほうがメリットは大きいわけです。 注文住宅で平屋を、と考えるときに意識したいのが周りの環境です。 平屋というのは、日当たりなどがどうしても周りから影響を受けやすいことがあります。 周りに高い建物があるので、その辺りを意識して建てる位置そのものを変えたりとか、窓の位置にも気を付けましょう。 折角、注文住宅という形で、玄関の位置や窓の向き、間取りを自分なりに考えることができるのです。ですから、好きなように考えていきたいものです。 しかし、平屋だからこそ、気を付けるべき点として、水害対策があります。 対策的な部分として、高床式とはいいませんが、少なからず水害に強い住宅にしておくことがよいでしょう。一階部分が浸水すると使える部分がなくなるので、平屋を考える際には、とても大事な部分の一つです。 |