注文住宅で平屋の家づくりのメリットを知る

注文住宅では、一戸建ての家づくりをしたいかもしれません。とはいえ平屋にする方が良いのか、それとも2階建てが良いのかで悩むかもしれません。それぞれにメリットとデメリットがあります。平屋の場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか。



注文住宅において平屋にするには、やはり2階部分が必要ないのではないかという考えかもしれません。例えば共働きの夫婦ディンクスの場合には、大きな家は必要なく、2階建てにするとかえって掃除に時間がかかったり、ほとんど使わないスペースにお金をかけてしまうことになりかねません。そうした場合平屋の方が生活動線がはっきりして住みやすいと感じることでしょう。



また老後のことを考えると平屋を選びたいという人は増えています。家の中で階段の上り下りは大変だし、うっかりすると滑ったり足を踏み外したりして階段で大怪我をすることは珍しいことではありません。骨折や腰痛、その他打撲などのケガは、意外にも自宅内で起きるケースは多いのです。こうしたことを考えると2階建ての家づくりをするのは控えたいという気持ちになるかもしれません。



とはいえ、2階建ては眺望が良いかもしれませんし、日当たりが良いので寒い冬には暖かい、そして2階があるとプライバシーの空間を作りやすいなどのメリットがあります。部屋は少ないより多い方が来客があったときや、将来子供が増えたときには、対応しやすいこと、また老後の親の介護が必要になるかもしれないのであれば、1階と2階という2つのスペースがあることで、お互いに程よい距離を保てるなどのメリットがあります。



それで平屋にする場合には、まず自分が平屋になぜしたいのか、そしてそのメリット、そして長期的な視野を持つことが大切になります。そしてそのメリットを存分に生かせるような家づくりの設計を注文住宅の業者と相談して決めていくことができるかもしれません。例えば平屋であればロフト付きにすれば、お洒落で空いている空間を生かすことができるでしょう。