注文住宅で平屋作りの利点と問題点

注文住宅で平屋を作り上げる利点はバリアフリー化しやすい点のほか、太陽光発電システムなどを設置しやすくなるという利点があります。というのも、注文住宅で平屋を作る際、広めの土地に平屋を作るというのがスタンダードになるため、ワンフロア当たりの広さが広くなり、バリアフリー化を進めやすいのです。

私の場合は、祖母が生活できるよう平屋を注文住宅でお願いをしましたがバリアフリー化においては部屋と部屋をつなぐ段差をなくしやすかったと記憶しています。ほかにも、室内が広めですから車いすで乗り入れることが可能な玄関を作れるというのも、注文住宅での平屋作りの利点です。

問題点については、太陽光パネルを取り付けるとなると、恩恵を受けることができなかったというのが私の経験で、平屋は周りに住宅がある場合、それも2階建て以上の住居がある場合、屋根側が陰になることが多く、太陽光パネルが電力を生み出しにくくなる可能性があるので注意が必要です。

ほかには、日当たりについても工夫が必要になるというのがデメリットで私の場合、前の住居を取り壊して新しい住居を注文住宅という形で平屋で作りましたので、使用できる土地が決まっていてその土地で注文受託をくみ上げ日当たりなどを工務店の方々と話し合い最大限太陽の光が入るようにしていくのに苦労をしました。注文住宅用の太陽光を反射して室内に取り入れるプリズム装置なんかもありますが、あの装置は太陽光パネルがある場合、設置できないので私の場合無理な問題で窓の大きさを工夫するなどをして注文住宅特有の柔軟さで何とか切り抜けました。

私の経験上、平屋を注文住宅で作る際、土地が広くとも周りに住居がある場合、陰になりえる住居があるのであれば注文住宅用のプリズム装置を取り付けて太陽の光を反射させ内部に取り入れる構造のほうがおそらく、室内を明るくするに際しては効果的だと思います。

窓を大きくするというのも効果的ですが、平屋で窓を大きくした場合、窓から伝わる熱が室内に入り込みやすくなるので、カーテンなんかもしっかりした遮熱カーテンを引かないと間違いなく平屋内の温度が上昇するので、注文住宅づくりにおいては窓を大きくした場合、カーテンの工夫も必要です。